おすすめ方法.com

【おすすめ】をリサーチ・比較、【方法】を分析・紹介するサイト

文章だって「イケメン」のほうがいい。ツヤのある文章作成方法を学ぶ本。『「読ませる」ための文章センスが身につく本』

time 2016/07/20

1.文章だって「イケメン」のほうがいい。ツヤのある文章作成方法を学ぶ本。『「読ませる」ための文章センスが身につく本』

~リアルも文章も、「イケメン」だったら目が向きます。~
  • 書名:「読ませる」ための文章センスが身につく本 「つかむ・のせる・転がす・落とす」名文に学ぶ4つのステップ
  • 著者名:奥野宣之/著
  • 出版者:実業之日本社

セブンネットショッピング

読んでもらわなければ、はじまらない。
本書『「読ませる」ための文章センスが身につく本 「つかむ・のせる・転がす・落とす」名文に学ぶ4つのステップ』は、「どうでもいい話」をいかに読ませるかを考えた上で導き出された、ツヤのある文章作成方法を学べます。

「どうでもいい話(自分に関係なく役に立たない話)」とはエッセイやコラムを指しますが、営業マンのプレゼン資料や部下の報告書も、「どうでもいい話」にカテゴライズされがちです。

本書は、日夜戦うサラリーマン向けの本。
ビジネス現場で毎日のように書いている、企画書・説明資料、Webサイトの案内文、メールのレベルをグッと引き上げてくれます。

著者の奥野宣之氏は、新聞社、雑誌社で勤務後、著書『情報は1冊のノートにまとめなさい』で単行本デビュー。他、各種著作があり、累計50万部以上の実績があります。

  • 新しいコンセプトを披露したい
  • お客さんにこちらの気持ちを伝えたい
  • 就職や転職で少しでも有利な立場に立ちたい

このような方で、読んでもらえて、納得される文章を書く方法を学びたいなら、おすすめの1冊です!

sponsored link

イケメンな文章は、「ツヤツヤ」してる。

~わかりやすくて正確なだけの「明文」では、ダメ。~

新製品のプレスリリース。
あなたなら、どちらを選びますか?

  1. 「太陽光パネルで多少の電力をまかなう家ができました。」
  2. 「再生エネルギーを活用した『次世代住宅』ができました。」

プレゼン資料、Webサイトの案内文、メール文。
書いたからには、わかってほしい、伝わってほしい。
けれど、そもそも「読んで」もらえているでしょうか?

読み始めてもらわなければ、「わかる」も「わからない」もありません。
読み終えてもらわなければ、「伝わる」も「伝わらない」もありません。

客先、上司、面接官にしてみれば、日々届く資料の山は「どうでもいい話」にカテゴライズされています。
他の資料に埋もれるか、仕事だからと嫌々読まれているかもしれません。
読まれなければ、伝わらなければ、無かったことと同義です。

ではどうすれば、「面白くて引き込まれる、価値ある文章だと認められて」読まれるようになるのでしょうか?

そこで、本書『「読ませる」ための文章センスが身につく本』の出番です!

本書は、読んでもらう文章には「ツヤ」が必要だとしています。
「ツヤ」は、文章に以下の要素が埋め込まれていると出てきます。

  • 爽やかさを感じさせる文章の調子。
  • パッと見て抵抗なく入っていけるような文字の並び。
  • 何かあるんじゃないかと思わせる間の持たせ方。
  • 読んでよかったと思えるオチの納得感。

逆に言えば、わかりやすくて正確なだけの「明文」では、ダメなのです。

本書では、「ツヤ」をエッセイやコラムという雑文をお手本にして学びます。
読み手にすれば「どうでもいい話」が、あの手この手で読まされてしまうのがエッセイ、コラムの魅力です。

本編で紹介する40のユニークな例文と解説を読み進めれば、きっと「文章ってこういうことだったのか」と、一皮むける瞬間がやってきます。

「なるほど!」と思った中からピックアップ。

~参考になった内容をいくつか紹介します!~

「断定する」と価値がありそうに見える。

文章にも慣性の法則があります。
リズムに乗るのです。
断定してから理由を説明すれば、首尾一貫、説得力が増します。

断定するには、「ボカシ言葉」を除外します。
「など」「ほう」「とか」などを使うと言いたいことがボンヤリします。

保身のために「予防線」を張らない。

  • まだ精査が必要ですが、
  • ~とする見方もあるものの、
  • ~であるかもしれません。

これらの前置きは保身。わかりにくいだけです。

誇張表現で期待させる。

一言で言えばどういうことかを、冒頭でハッキリ示します。

  • 実際:太陽光パネルで多少の電力をまかなう家です。
  • 誇張:再生エネルギーを活用した「次世代住宅」ができました。

読み手に「わがこと」と思ってもらえるよう、心理的な距離を埋める。

人称で、距離感を調節します。
二人称は距離を詰め、三人称は距離を取ります。

  • 「あなた」は近い。「皆さん」は遠い。
  • 「僕」は近い。「弊社」は遠い。

小学生でも理解できる文章にする。

スマホは目が疲れます。
毎日仕事で疲れて集中力が保てません。
若者は漢字を知りません。

理由はなんであれ、読む障害は多いです。
ですから文章レベルは、趣旨を損なわないギリギリまで下げます。
そうすれば読みやすくなります。

最初、通過点、着地点でナビをする。

  • 最初:話の目的は何か。
  • 途中:今、何の話をしているのか。
  • 最後:これまでの話は何だったか。

最初、途中、最後で、ナビゲーション説明をします。

  • 要約する。
  • 「問い→答え→問い→答え」という流れにする。
  • ここまでAを話した。次にBを話す。
  • 引いて納得感を出す。
    「一文で短く予告→改行→まとめの文章」
  • 格言めいた殺し文句を入れる。

おっちゃんの政治話より、おばちゃんの身の上話に興味を持つ。

実感があれば迫力を感じ、身近であれば共感します。

  • 実感:体験したこと、深く関わっていること、身の回りのこと
  • 共感:誰でも体験している、よく見聞きする話、ありがちな現象

文章だって「イケメン」のほうがいい。

パッと見た瞬間に読み取れる文字列にします。
読点「、」、漢字、平仮名の位置でまとまりを作ります。

  • 「お手数ですが、明日のアポには例の新商品のサンプルを持ってきてください。宜しくお願いします。」
    頭文字の「お」を見れば、「お手数ですが」は読まずに理解できます。

漢字は、読む速度を速め、印象を固くします。
平仮名は、読む速度を遅くし、印象を和らげます。

漢字が続く場合は平仮名にします。
不規則な改行で余白を作ります。

作文記号を使う。

「―」「…」「・」「=」「:」などを使うと、わかりやすくなります。
(笑)は使ってはいけません。
劇薬となり、文章力が下がります。

文章に抑揚をつける。

強弱、早い遅い、丁寧乱暴、と変化をつけます。
ですます体(敬体)に、である体(常体)を入れる、など。

「緊張」→「緩和」の流れで笑いを作る。

上げきってから落とすと笑いが生まれます。

  • 社会人マナー→私事
  • 場面→台詞
  • クレーム→リラックス

山場は1つ。表現をインフレさせない。

書き手が興奮するほど、読み手は醒めます。
「!」は使いません。
体言止めを使います。

「愛してる」より「声が聞きたい」。

必要以上に具体的に書けば、説得力が生まれます。
見たまま、聞いたまま、混乱も書きます。

「終わりっぽい文章」を最後に書く。

「落ちた感じ」「納得感」を出します。

  • まとめの説明をする。
  • 「接続詞」を使って話題転換する。

反対のことを言い、わずかに違和感をかき立てる。

スイカに塩を振りかけると甘くなるように、反対意見を少し入れると主張が強調できます。

  • 普通の言葉を意外な場所で使う。
  • 最後に口語調、命令口調にする。

SNSは正論だから炎上する。

真面目一辺倒は危険です。
突っ込みに返答すれば泥仕合になりかねません。
隙を作り、愛嬌のあるイメージを作ります。

言葉の鮮度を見極める。

「こだわり」「絆」「今でしょ!」。
使われすぎた言葉に新鮮味は無く、価値は暴落しています。
これまでにない表現を編み出します。

あえて書かず、読み手に想起させる。

大事なことは書きません。
対象ではなく、影を書きます。
すると対象が浮き彫りになり、読み手と感動を共有できます。

  • 「研修の感想」→「自分への影響」
  • 「景色が綺麗だった」→「この景色をあなたに見せたかった」
  • 「喜んでほしい」→「こうやってプレゼントを選んだ」

まとめ:文章は、「読み終えて」初めて伝わるもの。

本書『「読ませる」ための文章センスが身につく本』には、たくさんの具体例が載っています。

  • 企画書:女性向けタブレットPCの拡販
  • クレーム対応:SNSでの顧客の個人情報流出
  • メディアへのプレスリリース:商店街の新サービス紹介
  • 町おこしイベントの告知:遺跡を学ぶ連続講座のPR
  • 転職用エントリーシート:自己PR

一般的な文章であるBefore(悪文例)を、「ツヤ」のある文章After(良文例)に変化させているので、どこをどう変えたら良いか一目瞭然です。
本書を学べば、きっと最後まで読まれる、価値ある文章になりますよ。

注意点として、SNSなどサラリーマンとはやや離れた題材も取り入れています。
文章の基礎的な書き方にも触れていませんので、ある程度の文章力があることも前提です。
その点、ご注意くださいませ。

以上、
文章だって「イケメン」のほうがいい。ツヤのある文章作成方法を学ぶ本。『「読ませる」ための文章センスが身につく本』
でした。

ぜひ、手に取ってみてください(^^♪

セブンネットショッピング

sponsored link

down

コメントする






sponsored link

カテゴリー

読者が読んでる人気記事